トップページ>犬について>愛犬の健康>健康の悩み [病院で役立つ用語集]
愛犬の健康を維持するためには、毎日の生活の中でのケアが大切です。日々の体調に気を配り、小さな変化も見逃さないようにしましょう。
愛犬の体調をチェックすることは、病気などの早期発見につながりやすくなるので大切です。ここでは知っておくと役に立つ、病気に関する用語をご紹介します。
一般的に犬がよくかかる病名や獣医師の説明に出てくる言葉をご紹介します。言葉の意味を知っていると、獣医師の話も理解しやすくなり、適切なアドバイスを受けることに役立ちます。
環境アレルゲンに対する過敏症。犬がしきりに顔をこすったり前足をなめたりするのは、アトピーが原因となっている場合があります。
犬のアレルギーはノミ・ダニ、ハウスダストの他に、食事中のたん白質、草やコットン(綿)など、様々な原因で発症します。主な症状は、皮膚のかゆみや炎症などの皮膚トラブルの他、下痢、嘔吐などの消化器疾患です。獣医師の診断のもと、犬の生活環境中からアレルゲンとなるものを除去し、アレルギーなどに配慮したフードを与えましょう。アレルギー性の低い原材料を使用し、オメガ3脂肪酸などを豊富に含んだ専用のフードなどがあります。
胃が膨脹して大量のガスがたまり、多くの場合、元気喪失、食欲不振、嘔吐や呼吸困難、チアノーゼなどの症状が現れます。膨脹した胃が回転してねじれた状態を胃捻転と言い、捻転により胃腸への血液の流れが遮断されます。食事中の不溶性食物繊維の量や、フードを急いで食べた際にフードと一緒に空気が胃に入る、食後に急激な運動をする、消化不良など、胃腸内に大量のガスが発生することが原因ではないかといわれています。とくに、シェパードやグレート・デーン、スタンダードプードルなどの胸の深い大型犬に多く、遺伝的要因も関与していると考えられています。
ある物質(多くの場合アレルゲン)に対して、過剰に反応することをいいます。
肥満気味の犬、シニア期の犬や、活動犬など運動量が多く、関節への負担の多い犬に多い関節の炎症です。若い内から十分なたん白質を摂取し、筋肉をつけて、関節軟骨に負担を掛けないようにする事や、関節軟骨の構成成分の一つ、グルコサミンを食事中から摂取させましょう。また、関節炎の痛みを和らげるサポートをするEPA(エイコサペンタエン酸)も、関節炎を患う犬にとって重要な栄養素の一つです。
代表的な例として、腎臓や膀胱など体内でミネラルや老廃物などが固まったもので、ストルバイト結石などがあります。
急にフードを変えたり、寄生虫がいたり、異物を飲み込んだり、重い病気にかかったりすると下痢を起こすことがあります。24時間以上、下痢が続く場合は獣医師に相談してください。
抗酸化物質は、体細胞のバランスを整えて、犬の免疫系をサポートします。代表的な抗酸化物質にビタミンA・C・Eやたん白質があります。
犬の息が臭いのは、おそらく歯につまった食べ物が腐り、細菌が増殖しているためと考えられます。
抗体とは、本来体内に備わった防御機構の一部で、感染や身体に侵入する外界からの異物(ウイルスや細菌など)を攻撃し、身体を守るために作られます。この抗体が異物以外のものをアレルゲンとして認識してしまった場合(たとえば、食事中のたん白質などに反応して抗体ができてしまった場合)、アレルギー症状を発症する原因となります。対策として、体質としてアレルゲンとなるものを犬の生活環境中から除去します。
遺伝的に、股関節の一部が正常に形成されず、大腿骨骨頭の球状のふくらみが寛骨臼にぴったり接合していない状態や、事故や打撲などにより大腿骨頭が寛骨臼から外れてしまった状態などをいいます。モンローウォークと言われる歩くときに腰を左右に揺らしたり、跛行したりすることが特徴です。ラブラドール・レトリーバーやゴールデン・レトリーバーなどの大型犬に多く見られる病気で、獣医師の診断の下、進行具合により適切な治療・対症療法を行う必要があります。
歯の表面に付着する食べカスなどで、放置すると硬い歯石になり、歯周病などの原因となることがあります。ドライフードは、噛むことで歯垢の除去をサポートする働きがあります。また、食後に犬の歯を磨いてあげることが、歯の健康ケアにつながります。
歯の表面のプラークが石化してできた固い褐色の物質。歯石と呼ばれることもあります。
便を食べてしまう行為のこと。子犬の時期に見られることがありますが、原因は間違ったトイレのしつけ、食事量が足りない、ストレスなど様々です。クセになる事もあるので、犬が便をしたら、すぐに片付けるようにしましょう。
体内の水分が不足し、身体が正常に機能できなくなる状態。人間と同じく、犬の脱水症も激しい嘔吐や下痢、ホルモン代謝異常、大量出血など、様々な原因で起こります。水分や栄養分を速やかに補給しなければ、死に至ることもあります。脱水の原因を突き止め、治療することが肝心なので、すぐに獣医師の診断を受けましょう。
遺伝や年齢、犬種などによる個体差や、アレルギーや外部寄生虫などの感染、過度なグルーミング、栄養の過不足など、様々な原因があります。また、通常季節の変わり目には、換毛期があり、毛が抜けやすくなります。換毛期などの自然な抜け毛以外の場合、原因の特定には獣医師の検査が必要な場合もありますので、皮膚・被毛の状態に普段と異なる点を見つけたら、獣医師の診断を受けましょう。また、寄生虫などの感染症の中には、犬から人間に感染するものもあります。予防はもちろん、早期発見と獣医師のアドバイスを受けることが何よりも大切です。
血液中のグルコース濃度が低い、低血糖状態のことをいいます。
体温が極端に低い状態をいいます。
熱疲労の重い症状で、炎天下での長時間の運動や、高温室内での飼育、脱水などにより、体内の代謝バランスの崩れた状態を指します。高温多湿の日本では、夏季の散歩の時間や室内での飼育環境に配慮し、いつも新鮮なお水を飲めるよう用意してあげましょう。
食物アレルギーやノミ・ダニの寄生など、様々な原因で起こる皮膚の炎症。
血液中の赤血球、または赤血球内のヘモグロビンの量が減ると貧血を起こします。犬の貧血には、出血による血液損失や血液内寄生虫、ウイルスなど、様々な原因があります。
何らかの理由で、身体がある特定の物質を受け付けず、耐性を持たないことをいいます。免疫系とは無関係の拒絶反応の一種で、消化不全や皮膚の荒れなどが主な症状です。例えば、ミルクやヨーグルトなどの乳製品を飲食すると軟便、下痢などを起こすなど、乳製品に含まれる乳糖を上手に消化できないなどを、乳糖不耐性と言い、食物アレルギーなどの免疫系の反応によって発症するものとは異なるメカニズムです。
通常、2〜3日間便の出ない状態を指します。運動不足やトイレが汚れているなどの環境要因や、異物が消化管につまっている状態、骨盤の骨折、神経異常など、原因は様々です。健康のバロメーターとして、便の排出回数、硬さなどに注意しましょう。