トップページ>犬について>愛犬の食事と栄養>健康的な食生活 [愛犬にとってバランスのよい食事]
愛犬がずっと元気でいるためにも、毎日の食事には気を配りましょう。健康に配慮された理想的な食事内容について、ピュリナからのご提案とアドバイスをご紹介します。
愛犬の健康的な食生活のためには、どのような栄養が必要なのでしょうか? 知っておくと役に立つ、栄養に関する用語もご紹介します。
愛犬が元気で健康的な生活を送るためには、6大栄養素であるたん白質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラル、水をバランスよく与える必要があります。 妊娠中や授乳中、または体調を崩している場合を除き、子犬、成犬、シニア犬の成長段階に合わせ、この栄養バランスを維持することが重要です。
犬と人間とでは、必要とする栄養素が異なります。たとえば、人間はビタミンCを摂るために新鮮な果物や野菜を食べますが、犬は体内でビタミンCを生成できるため、与えなくてもよいとされてきました。しかし、最新の研究で、ビタミンCの抗酸化作用が注目を浴び始め、抵抗力の弱い子犬や免疫力の低下しがちなシニア犬のためのフードの中には、ビタミンCを配合しているものもあります。
市販の良質なドッグフードは、嗜好性が高いだけでなく、必要なすべての栄養素が、各成長段階のニーズに合わせてバランスよく配合されており、愛犬の身体を内側から整えます。
また、愛犬におやつや人間の食べ物を与えすぎると、せっかくの栄養バランスを崩してしまう可能性があります。愛犬の健康を維持するために、ドッグフード以外の食べ物を与える場合は一日の総摂取エネルギーの20%以下の量に抑え、その分ドッグフードの給与量を減らすようおすすめしています。
たん白質は、肉や魚、大豆やコーングルテンミールなどに豊富に含まれており、体内でアミノ酸に分解されます。アミノ酸は、エネルギー生成の他、筋肉、内臓、皮膚・被毛、免疫抗体、酵素、血液、ホルモンなどを形成する役割を果たし、愛犬の健康維持に非常に重要な栄養素の一つです。
脂肪は、愛犬が元気に過ごすための「エネルギー(燃料)」であり、たん白質や炭水化物の約2.5倍のエネルギーを生成します。 また、脂肪と脂肪酸は、皮膚と被毛の潤い維持をサポートし、免疫機能にも作用しています。さらに、フードの香ばしさを引き出し、咀嚼(そしゃく)や嚥下(えんげ)などの消化を促進する役割も担っています。
米や小麦、とうもろこしなどに豊富に含まれる炭水化物は、エネルギー源となる糖質と、消化管での吸収に作用したり、満腹感を与えたりする繊維質に分けられます。
ビタミンは、愛犬の成長を助け、皮膚と被毛を健康的に保つとともに、免疫力を高める働きがあります。
脂肪に溶ける脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)は、犬の体内の脂肪組織に蓄積されるため、過剰症を起こしやすいと言われています。たとえばビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、血中のカルシウム濃度のバランスを取る役目を果たしますが、過剰症により高カルシウム血症や腎臓障害を発症することがあります。
水分に溶ける水溶性ビタミン(ビタミンB複合体、ビタミンC)を過剰に摂取した場合は尿中に排出されます。
カルシウムやリンなどのミネラルは、強い骨と歯を作ります。さらに、細胞・組織や代謝の発達、体液バランスを保つために欠かせない栄養素です。ミネラルは、各成分がそれぞれ重要な役目を担っていて、ある1種類のミネラルの量が多すぎると、他のミネラルが欠乏することがあるので、バランスのよい食事を心がけなければなりません。
愛犬が必要とする水の量は、気温や運動量、ふだん食べているフードの種類(ウェットかドライか)など、さまざまな要因に左右されます。水は体温を調整し、体中に栄養を運び、老廃物を排出する役目を果たします。愛犬が、清潔で新鮮な水をいつでも飲めるようにしておいてください。
犬に与えてはいけない食べ物はいろいろあります。個体差はありますが、一般的に食べさせてはいけないと言われているのは、犬が貧血を起こすとされているタマネギなどのネギ類や、興奮作用があり、痙攣などを引き起こす可能性があるチョコレートやココア、下痢や嘔吐の原因になる生の豚肉などです。これらの食べ物は与えないようにしましょう。