トップページ>猫について>愛猫の健康>健康の悩み [病院で役立つ用語集]
愛猫の健康を維持するためには、毎日の生活の中でのケアが大切です。日々の体調に気を配り、小さな変化も見逃さないようにしましょう。
愛猫の体調をチェックすることは、病気などの早期発見につながりやすくなるので大切です。ここでは知っておくと役に立つ、病気に関する用語をご紹介します。
一般的に猫がよくかかる病名や獣医師の説明に出てくる言葉をご紹介します。言葉の意味を知っていると、獣医師の話も理解しやすくなり、適切なアドバイスを受けることに役立ちます。
猫のアレルギーはノミ・ダニ、ハウスダストの他に、食事中のたん白質、草やコットン(綿)など、様々な原因で発症します。主な症状は、皮膚のかゆみや炎症などの皮膚トラブルの他、下痢、嘔吐などの消化器疾患です。獣医師の診断のもと、猫の生活環境中からアレルゲンとなるものを除去し、アレルギーなどに配慮したフードを与えましょう。アレルギー性の低い原材料を使用し、オメガ3脂肪酸などを豊富に含んだ専用のフードなどがあります。
ある物質(多くの場合アレルゲン)に対して、過剰に反応することをいいます。
肥満気味の猫、シニア期の猫など関節への負担の多い猫に多い関節の炎症です。若い内から十分なたん白質を摂取し、筋肉をつけて、関節軟骨に負担を掛けないようにする事や、関節軟骨の構成成分の一つ、グルコサミンを食事中から摂取させましょう。また、関節炎の痛みを和らげるサポートをするEPA(エイコサペンタエン酸)も、関節炎を患う猫にとって重要な栄養素の一つです。
グルーミングの最中に毛の塊を飲み込むと、それが腸に詰まって嘔吐の原因になることがあります。市販の各種キャットフードは、消化しにくい繊維など、猫が呑み込んだ毛をスムースに消化器官に送るための成分を配合しています。
代表的な例として、腎臓や膀胱など体内でミネラルや老廃物などが固まったもので、ストルバイト結石などがあります。
急にフードを変えたり、寄生虫がいたり、異物を飲み込んだり、重い病気にかかったりすると下痢を起こすことがあります。24時間以上、下痢が続く場合は獣医師に相談してください。
抗酸化物質は、体細胞のバランスを整えて、猫の免疫系をサポートします。代表的な抗酸化物質にビタミンA・C・Eやたん白質があります。
猫の息が臭いのは、おそらく歯につまった食べ物が腐り、細菌が増殖しているためと考えられます。
抗体とは、本来体内に備わった防御機構の一部で、感染や身体に侵入する外界からの異物(ウイルスや細菌など)を攻撃し、身体を守るために作られます。この抗体が異物以外のものをアレルゲンとして認識してしまった場合(たとえば、食事中のたん白質などに反応して抗体ができてしまった場合)、アレルギー症状を発症する原因となります。対策として、体質としてアレルゲンとなるものを、猫の生活環境中から除去します。
歯の表面に付着する食べカスなどで、放置すると硬い歯石になり、歯周病などの原因となることがあります。ドライフードは、噛むことで歯垢の除去をサポートする働きがあります。また、食後に猫の歯を磨いてあげる、難しい場合はオモチャなどを上手に使いながら優しくこすってあげることが、歯の健康ケアにつながります。
歯の表面のプラークが石化してできた固い褐色の物質。
加齢に伴い、発症率が高くなる腎不全などを含む腎臓の病気です。猫に多飲多尿の症状が見られる、逆に尿量が少ない、食欲がないなど、いつもと違う症状が見られたら、獣医師に相談しましょう。また、定期的に血液検査や尿検査などの健康診断を受けることが、早期発見・早期治療につながります。
体内の水分が不足し、身体が正常に機能できなくなる状態。人間と同じく、猫の脱水症も激しい嘔吐や下痢、ホルモン代謝異常、大量出血など、様々な原因で起こります。水分や栄養分を速やかに補給しなければ、死に至ることもあります。脱水の原因を突き止め、治療することが肝心なので、すぐに獣医師の診断を受けましょう。
遺伝や年齢、猫種などによる個体差や、アレルギーや外部寄生虫などの感染、過度なグルーミング、栄養の過不足など、様々な原因があります。また、通常季節の変わり目には、換毛期があり、毛が抜けやすくなります。換毛期などの自然な抜け毛以外の場合、原因の特定には獣医師の検査が必要な場合もありますので、皮膚・被毛の状態に普段と異なる点を見つけたら、獣医師の診断を受けましょう。また、寄生虫などの感染症の中には、猫から人間に感染するものもあります。予防はもちろん、早期発見と獣医師のアドバイスを受けることが何よりも大切です。
排尿が頻繁になる症状です。腎臓病、糖尿病などのホルモン異常の他に、様々な原因が隠れている場合があります。普段から、猫の尿の回数や量、色を観察するよう心がけ、普段と異なる症状が見られたら獣医師に相談しましょう。
血液中のグルコース濃度が低い、低血糖状態のことをいいます。
大きさや硬さは、様々ですが石状の物質が膀胱や腎臓、尿管などの尿路に形成されることがあります。血尿、頻尿、排尿困難などの症状が見られたら、この病気が疑われます。雄猫の場合は、結石により尿道が一部または完全に塞がれてしまい、重篤な症状を引き起こすこともあります。猫が何度もトイレに行き、排尿しにくい様子が見られたら、すぐに獣医師の診断を受けてください。
猫の尿路に見られる様々な深刻な症状を指す用語です。臨床的兆候には、排尿困難や血尿などがあります。猫が鳴きながらつらそうに排尿しており、尿の中に血が混じっていた場合は、尿のサンプルをできるだけ早く獣医師のところに持っていってください。
熱疲労の重い症状で、高温室内での飼育、脱水などにより、体内の代謝バランスの崩れた状態を指します。高温多湿の日本では、夏季の室内での飼育環境に配慮し、いつも新鮮なお水をのめるよう用意してあげましょう。
食物アレルギーやノミ・ダニの寄生など、様々な原因で起こる皮膚の炎症。
血液中の赤血球、または赤血球内のヘモグロビンの量が減ると貧血を起こします。猫の貧血には、出血による血液損失や血液内寄生虫、猫白血病ウイルスなど、様々な原因があります。
何らかの理由で、身体がある特定の物質を受け付けず、耐性を持たないことをいいます。免疫系とは無関係の拒絶反応の一種で、消化不全や皮膚の荒れなどが主な症状です。例えば、ミルクやヨーグルトなどの乳製品を飲食すると軟便、下痢などを起こすなど、乳製品に含まれる乳糖を上手に消化できないなどを、乳糖不耐性と言い、食物アレルギーなどの免疫系の反応によって発症するものとは異なるメカニズムです。
通常、2~3日間便の出ない状態を指します。運動不足やトイレが汚れているなどの環境要因や、異物が消化管につまっている状態、骨盤の骨折、神経異常など、原因は様々です。猫の場合、毛玉が胃腸に詰まり、重篤な便秘に至ることもあるので、健康のバロメーターとして、便の排出回数、硬さなどに注意しましょう。
膀胱の炎症。細菌感染または猫下部尿路疾患(FLUTD)が原因で生じることがあります。頻尿や血尿、尿をする際に痛がるなど、いつもと違う症状が見られたら、獣医師の診断を受けましょう。
尿路結石と呼ばれる石状の物質が膀胱内に形成されることがあります。まれに腎臓にもできることがあります。血尿、頻尿、排尿困難などの症状が見られたら、この病気が疑われます。尿路結石ができると、尿道(膀胱から体外につながる管)が一部または完全に塞がれてしまうため、尿がほとんど、またはまったく出なくなります。猫が頻繁にトイレに行き、排尿しにくい様子が見られたら、すぐに獣医師の診断を受けてください。